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記憶ノ果テ

ゆりおこす僕の声

君はそっと頷い た

繰り返すゆりかごで

何かが壊れたんだ

 

触れるほどに

君の声は

悲しみを押し殺すように

解けた時間さえ巻き戻して

 

塞いだ瞳が

全てを無意味だと笑っても

君が繋いだ

記憶だけが僕になる

 

壊れてはまた生まれ

繋がっては死んでゆく

痛みさえ忘れても

君だけは消えないで

 

錆びた運命の向こうで

もう1度巡り会えたなら

君は僕を覚えてるだろかhg

 

交わした想いが

たとえ嘘で汚れていたとても

君が流した

祈りだけが僕になる

 

全てが解けて

いまの僕は戻らないとしても

君の中では永遠になる

 

砕けただ願いが

全てを無意味だと嘆いても

君が繋いだ

記憶だけが僕になる

記憶ノ果テで繋がる

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