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東京ノスタルジー
ヒラヒラ落ちる花びらを 数えては泣いて
わたしは君の見る夢を見ていた
キラキラ光るこの街は
二人を飲みほして
夢はいつしか言い訳になってた
戻れるなら 少年だった
出会った頃の君へ
悲しみだけ残るとしても
もう一度だけ
二人で見た夕日だけは
君が去った 今でも まだ変わらない
叶ってしまった夢の果て
捨てられた たくさんの孤独の中で
わたしはきっと東京に殺された
涙も凍る冬の夜は 二人で寄り添って
かじかむ言葉で未来を飾ってた
いまなら分かっているのに
本当の願い
ただ君のそばでずっとずっと
笑ってたかった
二人で見た遠い景色
綺麗事 でもずっと消えてくれない
君が求めた夢のため
数え切れないほどの 犠牲の中に
わたしがいただけ
許されるなら 全て捨てて
あの日に戻りたい
また必要とされてみたいだけ
もう一度だけ叶うなら
二人の進んだ二つの道
もう二度とその手が触れことはない
変わってしまったのは君だけなのに
二人で見た夕日だけは
君が去った 今でも まだ沈まない
叶ってしまった夢の果て
捨てられた たくさんの孤独の中で
わたしはきっと東京に殺された
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